今回も1ラウンド対戦ごとに観て行きましょう。
まずは
ゴールデンステイト ウォリアーズ
(ウエスタン首位)
レギュラーシーズン73勝の新記録を始め、
記録ずくめで圧倒的な強さを誇ったウォリアーズ。
これでファイナル制覇できなかったらそんな記録も
何の意味も無くなってしまいますが順調にいけば
ほぼ間違いなく連覇できるでしょう。
鬼門はカンファレンスセミファイナルの
クリッパーズ戦となるでしょう。
そんなウォリアーズと対戦中なのが
(ウエスタン8位)
レギュラーシーズン最終戦でぎりぎりプレーオフ進出を
決めたロケッツですが滑り込んだところでウォリアーズが
相手では望みがありませんね。。。
何と言ってもセンター、ドワイト ハワードがほぼ
機能していないと言ってもいいくらいの覇気の無さ。。
昨シーズンのカンファレンスファイナルとは思えない程の
力の差を感じる対戦となってしまっております。
意地を見せて二勝くらいはして欲しいところです!
続きましては
(ウエスタン2位)
例年のことですが目立たないが強烈な強さで
シーズンを戦い抜いたスパーズ。
オルドリッジの加入で見事球団史上最強の強さで
王者返り咲きを目指します。
鉄壁のディフェンスにリーグNo.1と言ってもいい
ベンチメンバーの布陣、未だに安定感抜群のビッグ3に
オルドリッジ&レナードのエース二人と申し分無いですね。
カンファレンスファイナルのウォリアーズ戦さえ
勝ち抜ければ、間違いなくファイナル制覇でしょう。
その対戦相手の
(ウエスタン7位)
怪我人だらけでスタメンが悲惨な状況のグリズリーズ。
今季28人ものメンバーがプレーしたチームは
その状況下でプレーオフ進出したのはさすがの底力ですね。
とは言っても経験豊富なベテランが以外といるのも確か。
アップセットは難しいですが過去には一回戦で
スパーズを破るなんてシーズンもありましたので
何が起こるかわからないプレーオフ、期待しましょう。
個人的にはマッド バーンズに注目しております。
続きまして
(ウエスタン3位)
2011-12シーズンのファイナル進出から毎年優勝候補に
挙げられながら主力の怪我等でなかなか手が届かない
サンダーはそろそろリングが欲しいところです。
サンダーがリングまで手が届かない理由として
毎年挙げられるのがディフェンス力の無さ、
ベンチ層の薄さ、ターンオーバーの多さ等でしょう。
今季はそれに加えて4Qの失速が懸念されております。
フロリダ大の名将ビリー ドノバンもさすがに一年で
チャンピオンチームを作るのは難しいでしょうが
来年以降はよりそれに近くなるような気がしますね。
対するは
(ウエスタン6位)
グリズリーズ同様、怪我人に泣くチーム事情の中、
2010-11シーズン、チームを優勝へ導いたノビツキー&
リック カーライルHCの経験値は高いですね。
対サンダー第二戦、サンダーをスローペースに
巻き込んでの勝利は見事でした!
ニックス時代結構好きだったフェルトンも健在、
ネッツ時代伸び悩んだデロン ウィリアムズも健在で
いぶし銀のベテランが多い中、若手パワーフォワードの
ドワイト パウエルは今後伸びそうな気がして注目してます。
どんどんいきましょう。
(ウエスタン4位)
昨年の第一戦でスパーズを破ったシリーズは
歴史に残る名勝負でしたが未だカンファレンスファイナル
までも進んだことの無いクリッパーズ。
サンダー同様、そろそろリング獲得、またはせめて
ファイナル進出までいかないとチームの解体も考えられる
クリッパーズの課題は控えのポイントガード。
リバースJrじゃ頼りなさ過ぎますw
結局セカンドユニットでリバースとクロフォード辺りが
シェアしてゲームを作るって状態がやはりちょっと
不安定な気がします。
そしてシーズン中は思うような働きができなかった
ピアーズが昨年のウィザーズでのプレーオフの活躍のような
働きで精神的にもチームを引っ張れれば希望はありますね。
そしてこちら
(ウエスタン5位)
リラード以外のスタメンが全員移籍してしまうという
ようやくできたきたチームからすると絶望的なシーズン
スタートから誰も予想しなかったこの順位。
昨シーズン終盤から台頭してきたマッカラムが
リラードの良き相棒として急成長したのが大きいですね。
プレーオフで数々のビッグショットを沈めてきた
リラードがウエスタンの台風の目としてブレイザーズに
奇跡を起こしてくれるでしょう!
ってことで以上8チームがウエスタンカンファレンス
プレーオフ出場チームになります。
いよいよ来週には第1ラウンドの勝者が決まり、
カンファレンスセミファイナルへと進みます。
毎試合レギュラーシーズンでは感じられない
緊迫感が楽しめるプレーオフ。
WOWOWやBS1等手段が無い方は
NBA.com等でチェックしてみて下さい。
(ザ グレート ラクゴ)