特にジェイ・Zのステージには音楽賞さながらのゲスト陣がこれでもかと登場している。1曲目の"Run This Town"からVMAで着用した真っ赤なスーツにひょう柄のシャツ、金色の特大チェーンというド派手なカニエ・ウェスト(Kanye West)が登場し"Power (Remix)"を、さらにニッキー・ミナージュ(Nicki Minaj)も交えて"Monster"をパフォーム。その後もドレイク、スウィズ・ビーツ(Swizz Beatz)、コールドプレイ(Coldplay)のクリス・マーティン(Chris Martin)と続き、エミネムを呼び込んで2人の最初の共演曲"Renegade"で最高潮に達し、最後は愛妻ビヨンセ(Beyonce)との"Forever Young"で観客を魅了した。新たなNYアンセムとなった"Empire State of Mind"のアリシア・キーズ(Alicia Keys)は残念ながら不在だったが、Roc Nationの新人ブリジット・ケリー(Bridget Kelly)が代役を務め、会場全体の大合唱で盛り上がったという。